今どきっ !!
日々感じたことを書き留めました。老婆心でついつい口を突いて出た言葉。
おばちゃんならではの余計なお世話と言うのか
Column
昨日のこといつものようにマイカー通勤の私はマンションの駐車場のある1階に下りたところ、正面から若い警察官(私はつい巡査と言ってしまうが・・・)が歩いてきた。 |
今日は会社のフミさんは朝から道路の復旧現場に出向いたり申請と検査の申し込み等で飛び回っていた。
そんな彼女から電話が入り 「水圧の写真でイチャモンつけられた。社長に呼び出しがあるかもしれない。でも大丈夫!」と・・・
日頃から何かとうるさい「アノヒトに違いない」と直感した案の定昼過ぎに目を腫らしながら帰ってきた。入れ違いに社長は出掛けて行った。
会社の名前を書き間違えたの?と聞いてみた。彼女は堰を切ったようにしゃべりだした。
全部聞き終えてもやっぱり向こうが一方的に悪くしかも「ごめん」じゃすまない!
写真に写ったテスターの種類はいくつも在るのに、うちの会社が不正をして写真を撮ったと言い「写真の撮りなおしじゃ済まないよ」と・・・
写真の件は写した本人がテスターを持参して誤解であることは証明できたが、彼女は収まらなかった。私も同様の思いは経験済みで帰りの車中で「フザケンジャないわよー!!」といきり立って交差点で曲がり損ねたこともある。当然だと思った。
ので・・・
こんな時はそうだ 「私に言って、ダメなら課長、それでもダメなら・・・」 と言ってくれたあのお方に聞いてみよう と受話器をとっていた。
電話の向こうで温厚そうなそのお方に私は「お聞きになられましたか?苦情はどなたにしたらよろしいでしょうか」 私も興奮して声が上ずったが・・・。
「そういうことは課長に言った方がいいでしょう代わりましょうか?隣に居りますよ」・・・
私はそこまで準備できていなかったので、我に返り「ちょっとお待ちください」 と言い電話を間違えて切ってしまった。
暫らくして当の本人(明らかにわたしより年上)から電話が入り テスターの使い方のことなど私が聞いても筋違いの内容を延々とあっちのペースでしゃべってから「窓口に来られた女の人にもオアヤマリしたのですが・・・」といつもと全く違った変な敬語を使っていた。
私はしゃべりたくても、まるで自分の事のように興奮していて泣きそうになって声が出ないでいた。
「彼女は今も涙が止まらないです。」「スイマセンデシタ・・・どうぞヨロシクお願いいたします」
「わかりました。また掛けなおします」と言って私は電話を切った。
あ〜〜明日は何がおこるのかしら・・・。 フ・ア・ン
巷では「姉歯建築設計事務所」の構造計算書偽造のニュースで持ちきりである。
昨日の昼休み同僚のフミさんがニュースのホームページを見ていて机を「バン」と叩いて「やっぱりそうだ!!」と大声で叫んだ。
聞けば白井の設備屋さんから依頼のあった大型マンション2物件が「取り壊し」になると言う。
わが社はすでに図面代も頂いており痛手はない。その設備屋さんは大丈夫だろうか・・・
仕事を持って来たかわいいお姉さんはお嬢さんで初めて大型マンションをすると言って張り切っていた。
私達の仕事は最後の最後に仕上げをする仕事なので、いつも竣工ギリギリまで関わっていることが多い。
出来高で支払って貰っていれば損害は少ないはずなのだが・・・。
折りしも我が家のお風呂のリフォームが始まる。契約も済ませたが、次から次に改善点が見つかりいろいろと注文が増えた。
結局足を伸ばしてお風呂に入れる大きな物にしたのだが、換気扇のダクトが梁に当りどうしようという話を今さっきしたところだ。
梁を削ると強度が落ちるのでムリ。ここで思い出すのが公団住宅での梁に換気用のダクトを空けて鉄筋を切断する事故のニュースだ。
あの住宅も明け渡して移住する事になったはず。
現場に「プロの職人」が居なくなったのがいけないと思われる。若い頭でっかちの監督にはいつも手こずる。
経験に勝る物はないとこの歳になって益々思うこの頃・・・夫の会社もこの事件で少しは待遇改善してくれることを祈る。
No1 お役所に楯突いた日 2005.7.17
No1 |
お役所に楯突いた日 | 2005.2.17 |
No.2 | 効率の悪い奴 | 2005.8.30 |
No.3 | 風呂のリフォームとプロの職人 | 2005.11.23 |
No.4 | 中国今時3題 | 2006.3.10 |
No.5 | 今時の若者「甲」「乙」 | 2006.7.22 |
No.6 | ボケないで!故郷の金婚の父母を思い遣る | 2007.6.15 |
No.7 | 人生の夕景・・・そして | 2007.12.8 |
バブルの只中の中国を感じた。私達の友人達は皆いろいろ挑戦しては成功した人たちだ。そんな話を熱く語るのは瓦斯の「斯」のスーさんだ。先日100万円ほどの赤字を出して店を閉じたと言い、日本人の若者を過去に2人面倒を見たらしいが物にならなかったと言う。確かに「日本で駄目だから中国にでも行こうか」という奴には勤まらない。今の中国にはチャンスがいっぱいある。そんな彼らと話すのは面白かったし興味深い。わが息子もこの場に居て聞いて欲しかった。郭さんやスーさんの広いマンションも住んでみれば当たり前になり、産まれた時から立派な家の「楽天」ちゃんにはそうでない家の人々はどう映っているのか・・・
一般市民の行くスーパーに行った。日本のスーパーより個々の置き場の数の多さにびっくりする。ピーナツバターもやはり広い中国のせいなのか一面全てを使っている。パンもケーキもあるがアヒルの干した物や見たことも無い食材も豊富に並んでいる。私は安いので本当はお土産にいっぱい買って帰りたかったのだが・・・。
10年前には「海草石鹸」が流行っていてスーパーに普通に売っていたのでお土産にたくさん買ったのだった。
2008年にはオリンピックがあるので街を綺麗にすることは必須条件なのだと思うがバブルと言う事はいつかはパンクしてしまうはず。中国で貯金でもして私もバブルのおこぼれをもらおうか・・・
中国はやっぱり広い。道も橋も門も全てが大きい。橋の入り口には巨大なモニュメントがありそれが素敵だ。
今回も立派な高速道路は当たり前だが主要道路も4車線もあったりその路側帯には道と同じくらいの広さの緑地が延々とあり郭さんに聞けば公園と言う。見れば若い男女が憩っている。芝生も綺麗に手入れされていてゴミは全く落ちていない。私は普段高速道路等を走るが日本の道は信号で止まる場所はゴミ捨て場のようになっているしガードレールも粉塵で真っ黒になっている。杭州の2`もあるトンネルの中でガードレールを拭き掃除している女性を見た(きっと安い賃金で働いているのだろうと思った)。
日本が中国より汚いとは誰に話しても信じてもらえそうにないが本当だ。
中国は広い。個人旅行でスルーガイドを伴い隣の街に移動する私達日本人には、果てしない旅になる。
当時高速道路が建設中だった記憶があるが舗装前のその道にはトイレや食堂の類はもちろん無く当地の方々が行く商店にお邪魔する事になる。私は新潟の田舎で古い農家のトイレも知ってはいるが、さすがに忘れかけていた。思い出しても目に染みるあの風景は野原で用を足してもいいかと思うくらいであった。
もう一つ今度はちゃんとしたレストランでの思い出だが、今でも忘れられない美しい中国美人の微笑がある。食事をしてトイレに行くと個室と思われたそこは便器はあるのだが仕切りが・・・無い「え〜〜〜」・・・
と呆然としている私の横で彼女は当たり前だが普通に用を足している。確かに腰から下には仕切りが在り、しゃがめば全てが見えるわけでは無いから「問題ないでしょ」なのだろうが私も体が早く用を足すように責めてきたので仕方なく挑戦してみたがその時鼻息も掛かるほどの真横の彼女がこちらを見て微笑んでくれたその笑顔とその格好のギャップが今も私の脳裏に鮮明に焼きついてる。
自分の親がこんなことになるなんて・・・
まだまだ手に負えなくなったわけではないが症状を考えると、この先の出来事を想像できてしまう。
先週の金曜日会社のみんなとボウリング場から次のレストランに行こうと車に乗り込んだ時だった。
自宅に珍しく居た夫の元に新潟の父から電話があり「今大雪が降っているから、こちらに向かっているなら、引き返すように言って欲しい」・・・と
私は何を言っているのかわからず「とにかく電話してみる」と言い掛けて見た所、私が来ると待っていたようだ。
「今どこにオルノ?<会社だよ>じゃ今日は来ないね!良かった大雪だから引き返すように言おうと思って・・・声聴いたら安心した良かった良かった」
私は回りに人が居るのであまりしゃべらなかったので、どう思ったかなと気になったが、それ以上にもっと気になるあることに気付いた。
その電話の前に近所の人が、指定の袋に入っていなかったゴミを自宅に持ってきたと「村八分になっている」とバカなことを言っていた。
「だから、今は車庫はゴミで一杯だから車で来ても置けないよ!」と言っていたことを思い出した。
几帳面な父はいつも掃除を欠かさず、母は幸せだなぁーなどと我が家とあまりの違いに羨ましくも思った。
そんな父が近所の目が気になってゴミを出さない???
私はどうしても信ずることが出来ずにある結論に至った。
「鬱病」「被害妄想」のたぐいかもしれない。
そう思ってぼんやり今朝のニュース番組を見ていたら「モンスターペイシェント」の話をしていた。
モンスターペイシェントとは医療従事者に暴言を吐く患者のことだそうだ。
これら全ては同じ病「被害妄想」と言う精神病なのかもしれないと思った。
よくニュースに登場する「ゴミ屋敷」の困った住人も、犬や猫を沢山飼っている困ったさんもきっと几帳面な被害妄想を患った人かもしれない。
そう思うと世の中ニュースを面白おかしく報道したい人が作り上げた「悪人」になってしまったかわいそうな患者かもしれない。
両親は今のところまだ話を聞いてくれるので、しばらく様子をみてみていよいよになったら、考えなくてはならず戦いはこれからだ。
それは何時の日か自分にも訪れる人生の夕方・・・・・・悲しいことです。