　今回は旅行の仕事をしている郭さんが誘ってくれたのでお言葉に甘えて実現したものであるので本格的な行楽シーズン前でしかも私は年度末の駆け込み仕事の最中の渡航となった。
　杭州はシルクとお茶や書道やてんこく｀等が有名だ。シルクの街には１０年前もそう言えば行った事を後になって思い出した。前回も二枚あわせの三角ストールを買ってお土産にした。今回はおばあちゃんが頼まれたシルクのパジャマを２０００円で手に入れた。私はシルクのスカーフが１０元（150円）と言うのでお土産にした。スーパーでサンザシの干したお菓子や中華素材をもっと買っておくんだったと後悔した。お茶もあの人この人と配っていたら足りなくなった。・・・息子が「中華街に行けばお茶だって安いよ！」とポツリ・・・そんな事言うのやめて～～空港から引きずりながら持ってきたんだってば～～
　中国のデパートに行った。素敵な靴やセーターがバーゲンセールで半額だ。重かったが夫のトレッキングシューズと私のおしゃれな靴を買った。それぞれ３０００円ほどだ。
　旅行中、老眼鏡を忘れたのでめがね屋さんで作る事にした（６５００円）。今持っているのは初めて買った安物でちゃんと検眼して作ろうと思っていたので即決した。おばあちゃんは「プレイボーイ」ブランドのフレームで遠近両用を１万円ほどで作った。
　おばあちゃんに言わせると私は地味な色ばかりでこれからはおしゃれをしなさいとド派手な色合いの中国服を勧められた。まさか自分がそれを買うとは思っていなかったが着てみると中々きれいで今は気に入っている。そして次々勧められて「ゆみちゃん旅の時はおしゃれするのよ」と指を差し出した。爪は真っ赤なマニキュア指にはビーズが豪華に編みこまれた大きな指輪がキラキラしていた。そして銀製品でルビーのようなガラスがいっぱいちりばめられたアーモンドのような指輪を見つけてくれた。（４３００円）
　本当にいいお姑さんだ。旅の恥は掻き捨てよと郭さんの奥さんにどんどん値切らす。そのやり取りは喧嘩をしているように聞こえる。私だったら恐る恐る一回値切ってみて引いてくれたらよしとするところだが、群ちゃん（奥さん）は大きな声で掛け合ってくれている・・・そして半値まで持っていく。エクセレント。